登録日本語教員試験の対策講座を探し始めると、さまざまなスクールや通信講座が見つかります。
料金や教材、サポート内容を比較したくなりますが、講座を選ぶ前に、まず確認しておきたいことがあります。
それは、自分がどの受験ルートに該当し、どの試験の対策が必要なのかということです。
登録日本語教員の資格取得ルートは一つではなく、これまでの学習歴や実務経験などによって、必要な試験や免除の条件が違ってきます。
そのため、すべての人に同じ対策講座をおすすめできる訳ではありません。
自分に必要な学習内容を把握しておけば、余計な費用をかけず、目的に合った講座を選びやすくなります。
ここでは、対策講座を比較する前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。
登録日本語教員試験の対策講座を選ぶ前に確認したいこと
それは、自分がどの受験ルートに該当し、どの試験の対策が必要なのかということです。
登録日本語教員の資格取得には複数のルートがあり、これまでの学習歴や実務経験などによって、試験の一部または全部が免除される場合があります。
必要な準備を把握しないまま講座を選ぶと、すでに免除される試験の対策に費用をかけてしまったり、自分に必要な学習内容が不足していたりする可能性があります。
以下の記事でも詳しく説明していますので、ぜひご参考ください。

講座を比較する前に、まずは次の3点を確認しておくのがおすすめです。
自分が受験するルートを確認する
登録日本語教員の資格取得ルートは、大きく分けて「試験ルート」と「養成機関ルート」があります。
また、一定の条件を満たす人には、経過措置によって試験などの一部または全部が免除されることもあります。
そのため、全員が同じ試験を受けて、同じ準備をすれば良いわけではありません。
例えば、これから日本語教師を目指す人と、すでに日本語教師として働いている人、日本語教師養成課程を修了している人では、該当するルートや必要な手続きが違う可能性があります。
まずは、自分の学歴、養成課程の修了状況、日本語教育の実務経験などを整理し、どのルートに該当するのかを確認する必要があります。
経過措置の対象になるかどうかは、過去の学習歴や職歴などによって判断されるため、自己判断だけで決めず、文部科学省の公式資料も確認することが大切です。

基礎試験・応用試験のどちらの対策が必要か確認する
日本語教員試験には、基礎試験と応用試験があります。
ただし、受験ルートや免除条件によって、必要な試験は違います。
例えば、養成機関ルートでは、所定の養成課程を修了することで基礎試験が免除され、応用試験を受験する必要があります。
また、経過措置の対象者についても、条件によって免除される試験が違います。
そのため、対策講座を選ぶときは、講座の名称だけで判断せず、自分が受験する試験に対応しているかを確認してみてください。
確認しておきたいのは、次のような点です。
- 基礎試験と応用試験の両方に対応しているか
- 応用試験に特化した講座か
- 自分の受験ルートで必要な内容を学べるか
- 試験の出題範囲や出題形式に対応した教材・演習があるか
基礎試験と応用試験では、求められる知識や能力が違います。
自分に必要な試験対策を明確にしてから講座を比較すると、費用や学習時間をより有効に使えるはずです。
試験の内容や出題範囲については、こちらの記事で詳しく解説しています。

試験対策講座と養成課程は目的が違う
講座を探す際には、「試験対策講座」と「日本語教師養成課程」を混同しないよう注意が必要です。
試験対策講座は、主に日本語教員試験への合格を目指して、必要な知識の整理や問題演習などを行うものです。
一方、登録日本語教員養成課程は、日本語教育に必要な知識や技能を身につけるための課程です。
試験対策講座と登録日本語教員養成課程は目的が違います。
すでに養成課程を修了している人や、必要な知識をある程度身につけている人であれば、試験対策に重点を置いた講座が適している場合があります。
これから日本語教師を目指し、必要な学習を一から進めたい人は、試験対策だけでなく、養成課程の受講も含めて検討する必要があるかもしれません。
また、養成課程を受講すれば、どの講座でも自動的に基礎試験が免除されるわけではありません。
基礎試験の免除には、登録された養成課程など、制度上の条件を満たす必要があります。
講座を比較するときは、料金だけでなく、次の点も確認してみてください。
- 試験対策のみを目的とした講座か
- 登録日本語教員養成課程に該当する課程か
- 養成課程の修了によって、どのような免除が受けられるのか
- 実践研修など、別途必要になる学習や手続きがあるか
講座の名称や広告の説明だけで判断せず、公式サイトや制度上の要件を確認することが大切です。
最後に
登録日本語教員試験の対策講座を選ぶ前に確認したい3つのことをご紹介しました。
- 自分が受験するルートを確認する
- 基礎試験・応用試験のどちらの対策が必要か確認する
- 試験対策講座と養成課程は目的が違う
自分に必要な準備がわかったら、次は各講座の費用や教材、学習方法、サポート内容を比較してみてください。
各試験対策講座については以下の記事で比較していますので、よかったらご参考ください。

ご自身にピッタリ合う試験対策講座が見つかりますように。

