日本語教師の求人に応募する前に確認したい7つのポイント

日本語教師を目指して勉強していると、「どう仕事を探せばいいの?」と悩むことがあるかもしれません。

私自身、養成講座の修了前に日本語学校の求人を探し、応募した経験があります。

この記事では、日本語教師の求人に応募する前に確認したい7つのポイントをお伝えします。

日本語教師として働いてきた中で、この記事で紹介する一つ一つのポイントが、実際の働き方に直結する大切なことだと感じています。

これから日本語教師になりたい方のご参考になればうれしいです。

目次

求人に応募する前に確認したいこと

日本語教師の求人を見つけたら、応募資格を満たしているかだけでなく、採用後の働き方についても確認しておくのがおすすめです。

給与や勤務時間、通勤のしやすさ、授業以外の業務などは、学校によって違います。

採用されてから「思っていた働き方と違った」と困らないように、応募前に確認しておきたいポイントを紹介します。

常勤・非常勤などの雇用形態

日本語教師には、常勤講師や非常勤講師などの働き方があります。

常勤と非常勤では、勤務日数や勤務時間、給与の支払われ方、担当する業務などが違う場合があります。

例えば、非常勤講師は授業を担当する時間を中心に働く求人もありますが、授業以外の業務が含まれる場合もあります。

常勤講師も、学校によって担当する仕事の範囲がさまざまです。

自分が希望する働き方に合っているか、雇用形態とあわせて仕事内容も確認してみてください。

非常勤講師として働く私の経験を、以下の記事でまとめていますので、よかったらご参考ください。

給与、交通費、手当

給与は、求人を選ぶうえで重要なポイントですよね。

求人情報では、月給制なのか、授業1コマあたりの給与なのかを確認してみてください。

交通費の支給条件や、各種手当の有無についても確認しておくと安心です。

非常勤講師の場合は、授業を担当した時間に対して給与が支払われるのか、授業準備や採点などの業務に対して別途手当があるのかも、確認しておきたいですね。

また、給与の金額だけでなく、勤務日数や授業数、業務内容とのバランスも考えることが大切です。

日本語教師の給与相場については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

勤務地と通勤時間

実は、日本語学校は地域によって数に差があります。

希望する地域に求人が少ない場合は、少し範囲を広げて探す必要があるかもしれません。

私自身、就職後に同じ市内で引っ越したところ、引っ越し先の近くには日本語学校がほとんどなく、通勤距離が長くなってしまいました。

同じ市内であっても、住む場所によって通勤事情が大きく変わることを実感しました。

求人を探すときは、勤務地の住所だけでなく、実際に自宅からどのくらい時間がかかるのか、乗り換えや交通費も含めて、自分の通勤できる範囲も合わせて考えておくのがおすすめです。

勤務日数・勤務時間

勤務日数や勤務時間も、応募前に確認しておくと良いです。

求人情報に記載されている授業時間だけでなく、出勤時刻や退勤時刻、休憩時間、担当する授業数なども確認できると安心です。

特に非常勤講師の場合、授業の前後にどのくらいの時間、学校にいる必要があるのかも学校によって違います。

授業の準備や片付けなどで、授業時間以外にも勤務が必要になる場合があるためです。

また、長期休暇についても確認しておくと良いと思います。

夏休みや冬休みなどの期間に授業があるのか、休暇中の勤務や給与はどうなるのかなど、気になる点は応募前や面接の際に聞いてみてください。

それだけでなく、希望する日数だけ働けるのか、担当する授業数がどのように決まるのかも重要です。

子育てやほかの仕事と両立したい方は、自分が働ける曜日や時間帯と合っているか、無理なく続けられる勤務条件かどうかをぜひ考えてみてほしいです。

授業準備など、授業以外の業務

日本語教師の仕事は、教室で日本語を教えることだけではありません。

学校や担当する授業によっては、教材の準備、授業案の作成、宿題の採点、テストの作成や採点、学生の出欠管理なども担当します。

求人情報だけでは、こうした業務の範囲や負担が分かりにくい場合もあります。

応募前や面接の際に、授業以外にどのような業務があるのか、準備にどのくらい時間が必要なのか、業務に対する給与や手当はどうなっているのかを確認しておくと良いと思います。

未経験者向けの研修や授業サポート

未経験から日本語教師を目指す方は、採用後の研修やサポート体制も確認しておきたいポイントです。

例えば、次のような点を確認してみましょう。

  • 授業を始める前に研修を受けられるか
  • 授業案の作成や教材の使い方について指導してもらえるか
  • 授業の進め方を先輩教師に相談できるか
  • 授業を担当する前に見学や模擬授業の機会があるか
  • 授業後に振り返りやフィードバックを受けられるか

「未経験者歓迎」と書かれていても、研修の内容やサポート体制は学校によって異なります。

初めて教壇に立つことに不安がある方は、どのようなサポートを受けられるのかを確認し、安心して働き始められる職場を探してみてください。

私が初めて日本語教師として教壇に立った学校では、決まった研修制度はありませんでした。

その代わり、先輩教師に教案を添削してもらったり、授業前に分からないことを質問したり、授業後に振り返りをしてもらったりしていました。

授業見学も希望しましたが、当時の学校では認められておらず、実際に授業を見学することはできませんでした。

未経験者へのサポートは、必ずしも研修という形だけではないのだと感じています。

ただ、どのようなサポートを受けられるかによって、初めて授業を担当するときの安心感も変わってくると思います。

初めて教壇に立つことに不安がある方は、採用後にどのようなサポートを受けられるのか、具体的に確認しておくと安心だと思います。

応募資格と必要書類

最後に、応募資格と必要書類を確認してみてください。

求人によって、求められる学歴や資格、養成課程の修了状況、教師としての経験などが違います。

資格取得見込みや養成講座の修了見込みで応募できるかどうかも、求人情報で確認しておきたいポイントです。

また、応募にあたって履歴書や職務経歴書、資格証明書などが必要になる場合があります。

模擬授業が選考に含まれることもあるため、応募方法や選考の流れも確認しておくと良いです。

応募条件について分からないことがあれば、自分で判断せず、応募先の学校に問い合わせることをおすすめします。

自分に合った職場を選ぶために

日本語教師の求人を探すときは、採用されることだけでなく、採用後にどのような働き方になるのかを具体的にイメージできることが大切ではないかなと感じています。

給与や勤務時間だけでなく、通勤のしやすさ、授業以外の業務、未経験者へのサポートなども確認し、自分の希望や生活に合った職場を探してみるのがおすすめです。

ここまで読んで、「こんなに考えることがあるの?」と感じた方もいるかもしれません。

私自身、日本語教師として働く中で、ここで紹介した一つ一つのポイントが、実際の働き方に直結する大切なことだと感じてきました。

ただ、初めて就職活動をするときには、自分にとって何が大切なのか、まだよく分からないことも多いと思います。

最初からすべての条件を明確にしておく必要はありません。

実際に働く中で、「こういう働き方が自分には合っている」「次はここを重視したい」と感じることが少しずつ増えていくはずです。

そうした経験が、次に職場を探すときの判断基準にもつながっていくのではないかと思います。

まずは、自分が無理なく働けそうな職場を探すこと。

そして、気になることは応募前や面接の際に確認しておくこと。

それを積み重ねていくことで、自分にとって心地よい働き方が少しずつ見つかっていくのではないでしょうか。

まとめ

日本語教師の求人に応募する前に、給与や勤務時間だけでなく、授業準備にかかる時間や、未経験者へのサポート体制なども、長く働くうえで大切なポイントです。

最初から自分にぴったりの職場を見つけるのは難しいかもしれません。

それでも、いくつかの求人を比較したり、気になる学校に問い合わせたりすることで、少しずつ自分が大切にしたい条件が見えてくると思います。

この記事が、日本語教師として働きたいと考えている方の仕事探しの参考になればうれしいです。

以下の記事では、私が経験した日本語教師の採用までの流れを紹介しています。よかったらご参考ください。

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